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歯ブラシの変遷


 今のような形をした動物の毛を植えた歯ブラシの発明は中国で、遼時代の王の墳墓(九五九年〉から発掘ざれました。一方イギリスで獣毛のブラシを使った最初の記録は、一六四十年に書かれたハノーパー選帝夫人・ソフィアの伝記だとされています。
 次に、一八四一年頃に使われていたモダンな歯ブラシを紹介致しましょう。

歯ブラシ1   歯ブラシ2
ペンシルタイプともいい歯肉溝や歯間部清掃用   植毛部が取り替えられるタイプ
     
歯ブラシ3   歯ブラシ4
下の歯の内側を磨くタイプ   上の歯の内側を磨くタイプ

 歯ブラシの毛といえば、腰の強いシベリア産や重慶産の豚毛がよく使われ、柄には牛骨が使われましたが、一九三○年にアメリカでナイロンやプラスチックが開発ざれ、欧米で利用され始めると、新歯ブラシが世界中に普及しました。現在、イギリスや北欧の国々での歯ブラシの年間消費量は、一人当たり三本、フランスやスペインでは○・三本、日本では三・五本といわれています。理想としてはー力月に一本の割合で交換するとよいのですが、皆様は何本使用されているでしょうか。


お辞儀妖精

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