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芭蕉にみる歯


 有名な松尾芭蕉さんが沢山の作品を残されていますが、その俳句の中にいくつか「口」に関する句がありますので、紹介します。

「結びより はや歯にひびく 泉かな」

 この句は元禄二年頃の作品。最初の「結び」とは手にすくって水を飲むことで、泉の冷水をすくって口の中に入れたら、とたんに歯がしみてしまい、自分も年をとったなと感した様子を読んでいます。
 むし歯や歯周病などで冷水のおいしさも十分味わえなかったことを嘆いていることのように思われます。

「哀いや 歯に食いあてし 海苔の砂」

 この句は元禄四年頃の作品。海苔についている砂を噛んでしまい、歯に軽く痛みを覚えるほどに、歯がぐらぐらになって、体力が衰えたものだと嘆いています。恐らく歯周病にかかっていたと思われます。
 昔も今もむし歯や歯周病にかかって嘆き、悲しくなるのは同じですね。皆さんは如何ですか。現代ではむし歯や歯周病予防ができます。そこで私も一句作ってみました。

「朝日みて 心なごむ 歯みがきや」

「かむ効果 歯並び美人 その秘訣」


お辞儀妖精

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